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月別アーカイブ: 2024年12月

大切なメールが埋もれてます

いや~
それにしても毎日毎日大量のSPAMメールが届きます。
事務所での朝一の作業がSPAMメールの廃除です。
せっせせっせと迷惑メールに登録しているのですが、
それをかいくぐって届きます。

日本郵便
Amazon
PayPay
JAネットバンク
楽天カード
三菱UFJ銀行

アマゾンプライム会費のお支払方法に問題があります
・・私、アマゾンプライム会員ではございません。
休眠預金等活用法に関するお知らせ(要返信)
・・みんなが返信したらとんでもない量になって、あなたがパンクするで
楽天カードのアカウントの使用を停止します
・・楽天カードのアカウント持ってません
etc

大量のSPAMメールの中に、お客さんとのやり取りのメールが混ざるので、
勢いあまってお客さんのメールを迷惑メールにしないように毎朝とても注意深く
作業しております。
ほんと、無駄な作業です。

AMAZONって入っていたら迷惑メールに入るよう設定するのですが、
どうやってか新規メール扱いになってしまいます。
その労力を他に活かせませんか?
って、やってるのはボットなんでしょうね。

建設業新規許可案件

本日、建設業の新規許可申請を西宮土木事務所建設業課へ
行いました。

・建設業に係る経営業務の管理を適正に行う能力があるか
・専任技術者となりうる資格はあるか
・財産的基礎はあるか
などの理解は深いつもりなのですが、
いつもよく分からず、雰囲気でやってしまっているのが、
「社会保険の加入状況に関する確認」作業です。
HPを探してたらいい感じのものを見つけました。
以下は、「ふみの会社経営日記」様からの引用です。

1.会社設立後、年金事務所で社会保険の加入手続きを行う
(新規適用届と被保険者資格取得届を提出)
2.手続きから15日後、健康保険被保険者証が届く
3.手続きから18日後、事業所の事業所整理記号と事業所番号が通知される
4.手続きから20日後、標準報酬決定通知書が届く

この情報があるだけで、今後の書類集めが段取りよく進みます。
「ふみの会社経営日記」様、ありがとうございました。
今まで知らんかったんか~いとお叱りを受けそうですね。

事務所移転を検討中

今の事務所は、平成19年から入居しております。
当時の建物のオーナーに誘われて、入居しました。
かれこれ16年。
事務所は48平方メートルあり、広くて、賃料も安く、
それなりに満足しております。

但し、一つ問題があります。
3階建ての3階に事務所はあるのですが、エレベーターがありません。
私はいいのですが、高齢の方が相談に来られるとき、
「ハァハァ」と息を切らして上がってこられます。
中には相談を諦めたという方もいらっしゃいます。
これから高齢化社会を迎える中、事務所の体制として大問題です。

常々、エレベーターのある事務所に引っ越ししたいなぁという思いがありました。
そんな時、尼崎商工会議所ビルの中で、来年1月末に部屋が空くからどう?
というお話を頂戴しました。
駅の近くで分かりやすく、きれいでエレベーターもある。
賃料もそんなに高くない。
いい!
ただ、広さが約半分ぐらいになり、眺望がよくありません。
今の事務所ではヨガマット広げて、ストレッチとかできてたし、
それもできなくなる。
全ての条件を満たす物件なんて、賃料が高いだろうし・・

悩み中・・・

家族信託を利用すべきか否か

今回はセカンドオピニオンとして相談を受けた案件で、
相談者に家族信託ありきで話をもっていくのはどうかという話です。

家族構成は、父・母(共に79歳)・兄(51歳)・妹(48歳)。
兄は知的障害があり、意思表示は無理。現在施設に入所中。
財産は、不動産(自宅 父母共有名義)と預貯金。

父・母亡き後のお兄様の生活を心配して案じていたところ、
家族信託の情報を聞き、とある機関に相談したところ
父と母の家族信託でそれぞれ100万円ずつかかると言われたそうです。
その金額に驚き、以前妹の夫の相続関係で関与した私のところに
相談が入りました。

1.もしお父様(お母様)が亡くなったら
相続が発生します。
遺産分割の協議が必要な場面ですが、お兄様が意思表示不能です。
協議できません。そこで成年後見制度の登場です。
お兄様には成年後見人が付きますが、これはお兄様がお亡くなりになるまで
永続します。月2~3万円が発生します。これは避けたい。
ということで、お父様とお母さまのそれぞれの遺言書の作成は必須手続きと
なります。
2.もしお父様(お母様)が認知になったら、預貯金はどうする?
妹が、認知症であるお父様のお金を勝手にいじることはできません。
お父様が認知症になる前に家族信託契約を締結しておき、金銭信託をしておけば
問題なくなるでしょう。
ここでお母様がおっしゃいました。
「今まで娘を信頼してきたし、これからも娘を信頼していくし、
頼れるのは娘しかおらんのやし、娘の自由にしてくれたらええのちゃいますの?」
お母様のおっしゃること、本当にそうなんですよね。私もそのように考えます。
娘への信頼を書面にするだけで大金がかかるのはよく分からないというわけです。
例えば、ここにもう一人の兄弟がいて、その兄弟がややこしいことを言ってくる
可能性があるのなら、信託契約をしっかり巻いておく必要性が出てくるかと思いま
す。
今回は、家族信託を形成する必要性は低いと思います。
3.もしお父様(お母様)が認知になったら不動産はどうする?
共有名義なので、どちらかが認知になったら不動産を売却することはできなくなりま
す。将来的に小さなマンションへの引っ越しや施設代にするための売却を考えるのな
ら、認知症対策として不動産を娘名義に信託で移しておくことが有益です。
そして不動産の家族信託を考えるのなら、ついでに先ほどの預貯金の信託も併せてや
っておいた方がいいのかなと思います。
家族信託を利用するかどうかは、家族会議で検討してもらうことになりました。
問題点を共有するために2時間ほど時間を要しましたが、
「何だか方向性が見えてきてすっきりしました」との言葉を頂戴し、
私もそっと胸を撫でおろすのでした。